さぽろぐ

日記・一般  |札幌市北区

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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2012年03月30日



寒さが緩んだと思ったらまた雪が降りしきるなど、今年はいつまで雪が残るんだろうと思っている。

それでも畑には融雪剤がまかれ始めたし、昨日今日は随分暖かくなって、気がつくと雪で狭まっていた道幅もだいぶ広くなったようだ。

数週間前から道沿いにネコヤナギが出てきたなと思っていて、今日久しぶりに車を止めてカメラを向けた。

そして車をまた走らせはじめた時、今年始めてハクチョウが飛んでいくのを見た。

春だなあ。

  
Posted by ななかまど at 13:29Comments(0)自然

2011年11月16日

本格的な冬

昨日からの雪が朝になるとすっかり地面を覆い隠していた。
岩見沢では41センチメートルの積雪だそうで、そこまでいかなくても庭にほおっておいたグラジオラスのまわりも雪でいっぱい。
車が通った後は湿った雪の轍がついている。


今書いている間にも「どすん、どすん」と屋根から重たい雪が落ちる音。
今夜は冷えて、このまま道路の雪が凍るのかな。
雪は毎年来るけれど、いつだって最初の雪道運転はドキドキだ。

今年は山のドングリが不作で、札幌含めあちこちでヒグマの目撃情報が相次ぎ住宅街にも現れていた。
しばらく前から目撃情報も途絶えていたから、きっと冬眠に入ったのだろう。

これから北海道は長い雪の季節icon87






************************


26日の土曜日、NAC札幌では10時半からゆっくりと楽しい時間を持ちます。
(14時からは通常ミーティング)



当日は、5月のNACフェスタ → http://nacsapporo.sapolog.com/e1805767.html
で好評だった、絵本「ファジーのきもち」(発行:ティーンズポスト)の読み聞かせ
それに続いて、自分と仲間のすてきなところを見つけるゲーム
参加した仲間で一緒にアート
NACメンバーの手作り、世界に一つしかない「回復かるた」
他、

また定例ミーティングまでの昼休みには、それぞれ好きなお茶やコーヒーを持ち寄って、ランチタイムのおしゃべりなど。


会場は、4階 研修室2 
参加費 500円
女性限定です

もちろん初めての方も参加できます
私たちと一緒に、ゆっくりした時間を過ごしませんか?

申込、お問い合わせ先は  http://www.teenspost.jp/mail/nac-sapporo_mail.html  へどうぞ。  
Posted by ななかまど at 16:23Comments(0)自然

2011年10月03日

早い初雪

ここ数日寒さが強まっていたんだけど、今朝起きて外を見たら(雨?まさか、みぞれ?)自分の目を疑ったけれど、見ているうちにみぞれは雪になり、そう初雪になった。
旭川では去年よりも20日以上早く、観測史上2番目にはやい初雪だという話。

うわーさむーい、と思いながら仕事。
そんな中、何人かの知り合いからメールが届いた。
それは雪のことというわけでもなく、用事だったりするんだけど、寒いなーっと思っているからか、不思議と心が温かくなったり。

誰かと繋がっていることはあったかいことなんだな。

そんな気持ちを今度は自分から誰かに伝えたくなる初雪の日だった。




  
Posted by ななかまど at 20:28Comments(1)自然

2011年04月18日

春の雪

一昨日は一日中雨で夜半からの激しい雨音を聴きながら(これは残った雪もほとんど溶けてしまうだろう)と思っていた。

昨日起きてカーテンを開けてびっくり! 目を疑った。
一面の雪景色。

(車のタイヤ交換しなくてよかったよー)と思いながら、今月に入って出してきたスニーカーから、もうしまおうかと思っていた冬靴に履き替えて仕事へ。

夕方気がつくと、伸び始めていたツクシも雪の中に、でも頑張ってアタマを出している姿に元気をもらったな。


1週間前に咲き始めた花壇のクロッカスの上にも今朝まだ雪が残っていた。











こんな年もあるさ、と寒さに縮こまりそうな背中を伸ばして今日も仕事に出かけた。

  
Posted by ななかまど at 11:28Comments(1)自然

2010年12月12日

吹雪

雪の少ない12月だと思っていたけれど、今日は朝から断続的に強い雪で、おまけに強風、つまりは本格的に吹雪。
車で走っていても、どこまでが道路でどこからが対向車線なのか、本当に見えない。
(あー、この季節がきちゃったよ) 
わかっているけれど、がっくりだ。

今は合併で五所川原になった青森県の金木町(吉幾三や太宰治の出身地です)では、地吹雪体験ツアーというのがあるそうだ。
津軽の地吹雪を体験するために、あちこちから(たぶん)雪のないところの人たちがいくんだって。
以前聴いた話では「かんじき」をつけて猛吹雪の中を歩いたりするらしい。
そういえば、数年前2月にこちらにきた沖縄の子どもたちが、初めての雪に大はしゃぎで、出かける先々で雪合戦して、つららを食べていて、お腹壊さないか心配になったよ。

内地のNACメンバーと吹雪・雪かきツアーでもしたらいいんじゃないかって思うときもあるな。
ACって「考える依存症」って言われるくらい、考えることに依存して、実際の行動に移さないということがあるらしい。
でも、吹雪の最中や吹雪が止んだあとの雪かきのとき、考えていることなんて出来ないものね。
圧倒的な自然の力を感じたり、道をつけたり車を掘り出すために何も考えずにえんえんと雪かきをするのは、私たちにとっていいリハビリになるかもね。

明日もとりあえず玄関先の雪かきからはじめなきゃ、やれやれface07

最初の大雪のあと駅で


  
Posted by ななかまど at 21:23Comments(2)自然

2010年10月20日

冬が来る

先週、電話で京都の仲間が「まだまだ25,6度の日が多い」といっていた日、ここでは雪虫がたくさん飛んでいた。
全国あちこちでクマが出没、というニュースの日、日没後に山沿いの道道をゆっくりと車を走らせていると、前方ライトの中シカが道を横切っていった。
そろそろ本格的に夏物と冬物を入れ替えなきゃと思いながら、車にフリースの膝掛け(パンのシールを集めてもらった)を乗せ、タイヤ交換をいつ頃にしたらいいかなと思う。
半年ぶりにコウコウという声がきこえ、向こうの空、白鳥が飛んでいるのを見つける。

冬が来る。







  
Posted by ななかまど at 12:45Comments(0)自然

2010年10月13日

秋の色

いつも通る国道沿いの公園。
昨日はあまり天気が良いので、仕事帰り車を止め散歩。


秋の色をたくさん見つけた。
赤い色が多くて目立つのは鳥に食べてもらって、種を運んでもらいたいからでしょうね。







咲いているのは青いあじさいなのに、枯れ始めると赤くなっている。不思議できれいだ。


  
Posted by ななかまど at 00:09Comments(2)自然

2010年08月27日

稲穂

昨日のニュースで、北海道の米どころ、空知で稲刈りが始まったと聞きました。
8月に稲刈りをするのは初めてだと、生産者のおじさんが言っていたし、これからあちこちで、いつものより1週間早く稲刈りが始まるとのことです。

まだまだ10月まで残暑が厳しいという話で、早い年だと10月末には初雪が降るのに、今年はどうなってんだ?って、驚いてしまいます。
それでも、あの大雨の後、何となく秋の予感で、朝夕若干涼しくなってきました。

今日はいつも通る国道ではなくて、裏道を選び、ゆっくりと車を走らせました。
農家の人が稲の入り具合を確かめている横を、久しぶりにエアコンを使わず、車の窓を全開にして田んぼの横の農道を走っていると、風と共に田んぼや畑の柔らかいにおいに気がつきます。
こころとからだが、夏から秋へ変わっていく季節を感じてゆるんでいくのがわかりました。

明日はミーティングです。
日曜の予報は雨ですが、明日はどうでしょう?
遠くから参加している仲間もいるので、ミーティングの前はいつも天気が気になります。

  
Posted by ななかまど at 13:23Comments(0)自然

2010年08月25日

豪雨



本州は猛暑が続いていますが、北海道では一昨日から昨日の朝にかけ、豪雨だった地方があり、上川や空知の一部では、道路が寸断されたり浸水の被害が出ています。

私の住んでいるところでは、雨が夜中に強く朝には収まりかけていたので、それほどとは思わなかったのですが、仕事に行く途中、道路が冠水したり、用水溝の護岸が崩れたり、通行止めが何カ所もあったりしました。
停電もしたらしくあちこちでほくでんの工事が入ったりしていました。
いつもはきれいに舗装されて快適な道路やきれいに護岸工事をしてある用水溝、スイッチ一つで使える電気ですが、自然の力には以外ともろいんだなあと思ってしまします。
いかにも人工的な柵が崩れていたり、保水できないから低くなっているアスファルト道路の冠水がなかなか引けない気がしたから、余計そう感じたのかもしれません。

こちらでは今年米は豊作と聞いていて、ここ1週間ほどで稲の穂も色づき頭を下げ始めていたし、タマネギバレイショの収穫も始まったところへこの大雨だったので、作物への被害も気になるところです。



  
Posted by ななかまど at 22:23Comments(0)自然

2010年02月16日

流氷

オリンピックの開会式があった日、網走に流氷に会いに行ってきました。
全国的に冷えましたが、ちょっと外を歩くと体の芯まで冷えてくる網走の寒さは特別でした。

数日前までは、浜まで来ていたという流氷ですが、沖まで移動していて残念。
砕氷船に乗って会いに行きました。
言葉よりも写真で北海道の冬をどうぞ。

網走港から船で、天気は上々












海が薄い氷片で覆われてきた


















カモメがずっと一緒



















氷の大きさがだんだん大きくなってきた。
ひびが入っているのもある。
割れたりお互いにくっついて大きくなったりを繰り返しているのだろう。

















遠くの流氷ではワシが羽を休めていた。

















すごく寒い。そして清々しい。
いろいろなことがカモメと一緒に流氷の海の上、どこまでも遠くに飛んでいく気がする。
























沖に見える白い帯が流氷。別れを告げて港へ






















濤沸湖(とうふつこ)は野鳥の宝庫、人が近づいても全く逃げようとしない。
キツネやオジロワシが来ると一斉に逃げるということ。オジロワシを待ってみたが会えず残念だった。



















どこが湖で、どこが畑なのか知らないとわからないな。凍った湖の上ではワカサギ釣りを楽しんでいた。



  
Posted by ななかまど at 17:03Comments(0)自然

2010年01月29日

ホワイトアウト

外は吹雪です。

今日は函館本線深川駅近くで、吹雪で視界が悪く踏切に気がつくのが遅れたトレーラーが列車と衝突するという大きな事故がありました。幸い命に関わるほどのケガをした方はいなかったそうですが。

1週間ほど前、昼間、吹雪の中10キロほど離れた近郊の市まで車で往復しました。
夜であれば、対向車のライトや標識の反射板がはっきりはしなくても見えるのですが、昼間は逆に周りが真白で見えないし、おまけに昼間なのでライトをつけていない車もいて、よっぽど近づくまで気がつきません。
通い慣れている道なのですが、どこが道だか路肩だかわからないし、自分が走行車線を走っているのかも怪しく、よっぽど途中で路肩に停車して吹雪が止むまで待とうかとも思ったのですが、追突されるかもしれなと思うとそれも出来ず「怖い、怖い、怖い」と言いながら車を走らせていました。
この状態をホワイトアウトといいますが、その中運転するのがこれほどまでに怖いものだと初めて知りました。

もちろん、今までも車やバスで、こんな吹雪の中を移動したことはあります。
でも、自分で運転するまで、こんなふうに「怖い」と思ったことはなかったです。
いつも、暖房が効いた車の中でぬくぬくと安心していましたから。


子どもの頃、父が1時間ほど離れた叔父の家でお酒を飲んで、そのまま飲酒運転して帰る途中、ガードレールに車をぶつけ、後部座席で眠っていて事故にあった私たち姉弟も一緒に警察に連れて行かれたことがありました。
二人で大泣きしていたことを今でもはっきり覚えています。
子どもだったし、父が飲酒で危険な運転をしているなんて全くわかっていませんでした。
事故に遭うまで安心して眠っていた。

同じように、危ない場所や危ない関係も、わからなければ「安心」と感じられるのかもしれないと思います。
何か起こるまでは「安心だ」と思っているかもしれません。
「危ない」「怖い」と感じられることや、何が危ないのか、危険なことはどんなことなのかを知ることは、私たち自身のためにとても大切なことだと、吹雪の中「こわい、こわい」と自分に言い聞かせながら思い返していたことでした。

札幌大通公園のイルミネーション。
雪祭りの準備も進んでいます。



  
Posted by ななかまど at 23:39Comments(1)自然

2009年11月20日

雪道運転

今日は、この冬初めての雪道運転。

冬の最初は、雪が降っても道路は溶けてしまうことが多いので、雪が降ったからといってすぐ雪道運転にはならない。
でも、今日は昨夜からの雪が圧雪になっていて(本格的に冬が始まった)と感じさせるような道だ。

季節最初の雪道運は特に神経を使う。
滑るし、ブレーキは利かないし、おまけに、今日は途中から雪が降ってきて視界が悪くなるし。
車間距離を充分とっていても、前の車が急にブレーキをかけると距離が縮むし、スピードも出しすぎ禁物。

今日は雪道だとわかって、(雪道は危ない)とわかっているから、気をつけることができるんだよね。

でも、もしも、雪道は危険なんだってわかっていなかったら、この道は雪道だって見えてなかったら、いつもと同じ運転をして事故ってしまうかも。
「今日は雪道だよ」って誰かに言われたとしても(大丈夫、大丈夫)って自分の運転を過信していたら、事故に繋がるかも。


そう、今までわたしは、そんなことを何度となく繰り返してきた。

危ないやり方、危険なことってわかっていなくて、どんどんすすめて、とんでもない失敗や問題が起きてから気がついたり。
周りの人から注意されていたのに(私は大丈夫)と、聴く耳を持たず、結局はどうしようもなくなったり。
問題にならなくて、何とかやってきた、でも実はとっても危険なやり方をしてきたっていうことも、きっとたくさんあったと思う。
今だって、たぶん気がつかなくてもやっているのかもしれない。

何が危ない道、危険な走りなのか、安全な走り方はどういったものかを知っていくことはとても大切なんだよね。

カラマツに雪がかかると、山並みが金色と銀色に飾り付けられる。






  
Posted by ななかまど at 23:57Comments(0)自然

2009年11月15日

冬支度

雪が降ったり雨で溶けたり、寒い日と暖かい日を繰り返しながら確実に冬が深まっています。
車のタイヤやワイパーを冬のものに変えたり、冬靴を用意したり。
ガーデニングを楽しむ人は鉢や、プランターの片付けも。

私は仕事が休みだった一昨日が暖かかったので、畑の片付けをしました。
最後まで残していた豆類を片付けたのですが、去年までは乾いたさやから豆を取り出して煮豆にしたり、来年用に取り分けたりしていたのですが、今年はさやが乾かず、ほとんの豆が中でダメになっていました。
雨が多かったためでしょう、残念。

本格的に冬になる前のこの時期、目を引くのが大根を干している風景です。

今はほとんどの家が家全体を暖める暖房で、冬中保存しておく場所がないのと、いつでもお店に行けばいろいろな漬け物が売っているので、少なくなったようですが、高齢の人に聴くと、昔は5、6樽は漬けたということです。
今でも、漬けるのが好きな人は、その家の味で、粕漬け、タクワン、玄米漬け、ニシン漬け、キムチ漬けなどを漬けるようです。

北海道ならではのカボチャ漬け(大根をつぶしたカボチャと一緒に漬けたものをそう呼んでいるようです)、メロン漬け(間引きした小さなメロンを塩漬けしたものを使います。スイカの皮の漬けものもあります)も近くの道の駅では売られています。
こうやって書くとたくさん知っているのに、実際食べたことがあるのは数えるほどで、今度トライしてみなくては。

冬の支度は毎年(面倒だな)と思いながらやりますが、やっぱり季節の風景や習慣は残っていて欲しいなあ。






  
Posted by ななかまど at 15:32Comments(3)自然

2009年11月01日

初雪

先週は道内あちこちで初雪の便りが聞こえ、気がつくと遠くに見える山肌が白くなっていた。

ここ数日ぐんぐん気温が下がってきて、昨日の夜、雨が雪に変わった。
そして今朝は雨に濡れた草むらのところどころに雪が残って、(冬が来たんだなー)と実感します。



午後から車で1時間ほどのところに出かけたのですが、途中から雪がなくなっていました。
戻ってみると、やっぱり雪が残っていて、ほんの1時間なのにずいぶん違うんだなって。

「もうタイヤ交換した?」が挨拶代わりになるこの時期。
今日の路面は雪はなかったけれど、毎年最初の雪道運転はかなり緊張します。



  
Posted by ななかまど at 21:00Comments(2)自然

2009年09月17日

実りの季節

カボチャ、ジャガイモ、タマネギの野菜も収穫がほぼ終わったようです。
稲刈りが始まりました。

夏の天候不順で野菜のできが悪く、内地では去年の倍近い値段だとか。
こちらでも今年はなりが悪かったと、農家でも家庭菜園でも言っているようです。

それでも稲の穂は垂れ下がって、米は今年どうなんでしょう?
私が住むようになった頃から比べると、道産米は本当においしくなりました。
味が良いのに安い、と、東京でもずいぶん売られているみたいですね。
私の住んでいる近くでも、取れる米はほとんど東京に送っているというところもあると聴いています。

今年「ゆめぴりか」という新しい品種の米が誕生したと、ニュースになっていて、まだそれほど出回っていないけれど、いつ口に出来るのかなー。
楽しみ。

「天高く、馬肥ゆる秋」です。

収穫を待つ田んぼ。積んであるコンテナはタマネギ。



  
Posted by ななかまど at 22:55Comments(1)自然

2009年07月31日

シカ



隣の町に行く途中、シカが4頭のんびりと食事をしているのに行き会った。
車から降りて、カメラを向けると警戒したのか、背中を向けて走り出した。



2時間ほど後、通りかかるとまたのんびりと草を食べていた。
生活圏でシカを見て驚いたし、ちょっと得した気分になったが、そういえば去年は市内で自宅の近くでも目撃されている。
人間とシカの生活圏は実は近いのだと、あらためて気がつかされた。  
Posted by ななかまど at 20:58Comments(1)自然

2009年07月02日

ハスカップ



気がついたら庭のハスカップの実が熟していた。
たった2本の木だけど、今年は「生り年」で、去年の倍は収穫できたかな。
収穫したハスカップでジャムを作る。

ハスカップというのはアイヌ語で、本当の名前は「クロノウグイスカグラ」というらしい、って今さっき調べてみて初めてわかったのだけど。
アイヌの人たちは「不老不死に役立つ」と信じて昔から食べていたという。
最近はハスカップのジャムとか、ジャムを使ったお菓子とかたくさん出ているけれど、10年くらい前まではそんなにメジャーではなかったという記憶がある。

以前住んでいた土地で、友達になった人から「うちで取れたハスカップで作ったから」とハスカップのジャムをもらった。
この時期ハスカップと摘むと、彼女の顔やその土地のことを思い出す。

実はそこに住んでいた時期が、私にとっては一番きつい時期だった。
大きな問題を抱えていて、でもどうして良いかわからなくて、もう自分ではどうにもならなくなって行き詰まっていた。

1年前、ある場所に行く途中でその土地を通った。
そこを通過している間、その頃の記憶が押し寄せてきて、自分自身がどうしようもなく落ち着かなく、怖くなってしまった。
その気持ちを引きずったまま目的地に着いたのだが、滞在中に機会が出来て、仲間たちの前で初めてその頃の話をした。
私の話を仲間たちはただ聴いて受け止めてくれた。

帰りも同じ道を通ったけれど、私のこころは穏やかだったし懐かしい気持ちで通ることが出来た。

辛い時期だったけれど、良いこともたくさんあった。
今でもたまに連絡をとる友人が何人も出来たし、それまでしばらく仕事をしない時期が続いていたのだが、農家の友達を忙しい時期だけ手伝うようになった。夏の暑い日のハウス作業はとてつもなく大変だったけれど、体を動かして働くことは気持ちがよかった。
そして、その時にはよくわからなかったけれど、何とかしなくてはという思いから、外に出て回復に繋がった時期、自分の向く方向が変わった時期だ。

あの時期があったから今の自分があるんだな。

  
Posted by ななかまど at 23:08Comments(1)自然

2009年06月12日

YOASAKOI

10日から、札幌では「第18回YOSAKOIソーラン祭」が開催されている。

YOSAKOIソーランは、高知の「よさこい祭」で使われている鳴子と北海道のソーラン節がミックスされて作られた。去年は330チームが参加して、202万人が訪れたという。
札幌の初夏の一大イベント。

道内や道外、いろいろな地域でチームがあり、地域ごとにYOSAKOIの大会があったり、地域のお祭りに、その地域だけではなくて別の地域のチームがゲスト参加して踊ったりしている。
私は参加したことはないけれど、5,6年前は知人がいたこともあり、いろいろな会場に見に行ったりしていた。
知りあいのチームだけではなくて、どのチームの踊りも見ているだけで、とっても楽しくて、パワフルで元気がもらえたなーと今思い出していた。

私は子どもの頃から(運動は苦手)という意識で、学校生活の中では、いつも体育の授業が一番嫌いだった。
当然運動部には入ったことはないし、授業でもチームでやる球技なんかは、同じチームの人の邪魔にならないよう出来るだけボールが来ないところ、来ないところにいる様に心がけていた。(だからバレーボールとバスケを選ぶときは、いつもバスケを選んでコートの端の方にいた)
みんなと同じようにやらなくてはならない、ダンスやリズムも絶望的に苦手だった。
ともかく(人に迷惑を掛けられない)それだけを考えていた。
唯一楽しいなと思えたスポーツはスキーで、これはうまい人も下手な人も自分のペースでゲレンデを滑っていれば良いので気持ちが楽だった。

でも、初めて生でYOSAKOIを見たときに、楽しそうに踊っている人たちを見て良いなあ、と思ったし、見ているだけで自分もわくわくしてくるのがわかった。
もちろんYOSAKIにも勝敗があって、順位がつくんだけど、優勝を争うようなチームではなくても、みんなで練習して、踊って、見ている人を楽しませる、そんなものが伝わってくる。

今、こうやって書いていると、私の中には「好きか」「楽しいか」ではなくて「うまいか下手か」「出来るか出来ないか」といった価値観しかなかったんだなあっってつくづく思う。
自分が出来て上手なものは楽しめても、「下手、出来ない」と思えば、それだけでもう「だめだ」と、向き合うこともしないでいたんだなと思う。

週末は天気が全道的に悪そうだけど、祭が無事に終了しますように。
(それから、札幌で道内最初の新型インフルエンザ罹患者が出たそうだ。行動範囲が特定されているとかで休校や祭中止などにはならないらしい。よかった、よかった。月初めに大阪に行った知人の話では「マスクしている人なんか見かけなかった」とか。本当に、最初のあの騒ぎはなんだったんだろ?)








  
Posted by ななかまど at 22:15Comments(1)自然

2009年05月03日

このところの暖かさで、やっと桜が咲き始めました。
一足先に咲き始めたコブシ(モクレン?、残念ながら私には区別がつきません)は満開です。
数日後にはサクラも満開になるでしょう。
山腹にあるとコブシもサクラも、いつもは他の木と区別がつかないのに、この季節最初に春を教えてくれます。

昨日ほころび始めていたサクラ。今日は三分咲きになっていました。






自然公園ではポプラと一緒に生えているサクラが満開に。隣はネコヤナギ(花)が終わり、葉が出てきた柳の木。



  
Posted by ななかまど at 22:58Comments(1)自然

2009年04月12日

福寿草



気がつくと、日当たりの良いところに福寿草が咲き始めていた。
去年まで、こんなにあちこちに咲いているとは全く気がつかなかった。
もしかすると、タンポポだと思って気にとめていなかったのかな?

当たり前だけど、私の生まれ育った東京と北海道では木も草もちがう。
北海道に暮らし始めて最初に感動したのは、フツーにシラカバが生えていることだった。
長野のような高原でしか見ていなかったので、窓を開ける度にシラカバを見て、そのたびに感動していたっけface05

春と秋の白鳥の群れ、5,6月のカッコーの鳴き声には、北国ならではの季節を感じる。

逆に、懐かしく思うのは、この時期ではやはり桜icon62
内地の桜と、北海道の桜は種類も違うから、たまに物足りなく感じる。
先週群馬に行った人が、携帯で撮った満開の桜の写真を見せてくれた。

食べ物で言えば、北海道の食べ物は本当においしいんだけど、年に一度くらい、どーしてもおいしいアジの開きが食べたくなるなあface02


  
Posted by ななかまど at 23:03Comments(0)自然